かぞく、はれのひ

私たちが、家族のように慕っている夫婦のウェディング撮影。

笑顔が絶えず、ずっと和やかな空気が流れていました。

無事に実現できて、本当に良かった。ありがとう。

WEDDING


いつも誰かに影響を受けている

5月7日。今日も雨が降った。とにかく最近雨が多くて、雨が降ると展示が少し暗くなってしまうのが残念だったから、昨日スタッフのみわこさんと照明を少し増やして角度も変えてみた。これが結構いい感じになって、気になったら即行動&改善する大切さを改めて感じている。日々、経験と勉強です。実は全部で151枚の写真を展示していて、会場の面積に対しての写真量だけでいえば、もしかしたら今やっている全国の写真展で一番なのでは…。と、根拠の無い事をみわこさんに話して、ひとりニタニタしたりしています。(本当に根拠はありません)

今回の展示で嬉しいのが、三重県で活躍されている同業の方がたくさん見に来て頂いているということ。嬉しい気持ちもあるし、正直少しドキっともする。でも回り回って、やっぱり嬉しい。わざわざ来てくれるという事は、そこに何かを感じて、見てみたい。って、思ってくれたという事だから。

話しをしていると、皆んなどこかで下積みの経験や、先生や師匠と呼ぶような方に教えてもらった事がある。という背景を持っていたりします。ずっと一人でやってきている自分にとっては、それがとても新鮮に映ったりして、〝写真を仕事にするまで〟の過程や道のりが人それぞれ違って面白い。自分ももっと早く、それこそ20代半ばの頃にこの職業に出会っていたら…、今の景色はまた変わっていたのかなぁとか、つまらない事を考えたりしてしまいます。周りには写真とカメラを教えてくれる人、話しをできる人がいなかったので、とにかくインターネットを使って気になる写真家の作品をたくさん見て、実際に模写して撮ってみたりしていました。編集ソフトを触り始めた頃は、画面の横に参考写真である色見本を置いて、真似して色編集をたくさんしてみたり。とにかく、会った事もない憧れの人の作品を真似してみる。それをたくさんやり続けて、ようやく自分の好みや輪郭、みたいな物が少しずつ出るようになってきて、今振り返れば、多分そのタイミングくらいでお仕事を少しずつ頂けるようになったように感じています。自分にとって「真似る」は、「学ぶ」のスタートなのです。今でも、毎日のように誰かに影響を受けているし、いいと思った作品、言葉も、すぐに自分の血肉にして、また明日も頑張ろうと思えるのです。展示の在廊をしていると、有難いことに、そんな出会いがいつも溢れていて、時間さえあれば在廊がしたいです。

明日は誰が来てくれるのだろう。メリーゴーランドで、たくさん話しましょう。5月24日までです。



はるのひ

はるのひ。今春出版された絵本である。メリーゴーランドで試し読みして、話しがとても良かったのと、何より絵が素敵だ。部屋に飾りたくなるような表紙。絵だけで、ぐっとくる。少年がお山で畑仕事をしていたお父さんから、何度も振り返りながらも遠くへ離れていき、どんどん森の奥へ入っていく。夕焼けのなか少しずつ寂しさを感じる、少年の話。誰もが小さい頃に一度は体験をしたことがあるような、懐かしく、優しい気持ちにさせてくれる。

そうだ。私は、こんな気持ちになれるような、写真を撮りたいのだ。明日も頑張ろう。


展示が始まりました

メリーゴーランド四日市店での写真展「廻り、出会う、メリーゴーランド」が始まりました。今日でもう4日目です。こんなタイミングでウイルスがまた拡大していて、なんだかなぁという気分のゴールデンウィークでもある。お店は想像以上にゆっくりとした空気感ではあるけど、それでも、じっくりと見ていってくれる人がチラホラいて嬉しい。被写体となった子どもたちは、嬉しそうに、目をキラキラして見てくれたりする。メリーゴーランド界隈の子を、一人漏らさず全員撮った訳ではないので、自分が写っていなくて残念がる子もいた。(運動会の写真とはワケが違うのでごめんね)それと今日嬉しかったのが、長女が愛読している本の絵本作家さんが来店されて、とても写真を褒めてくださった。嬉しかったなぁ。

子どもが本を読んでいる姿はとても美しい。というのはメリーゴーランドでわかった事。今日、ふとそれを感じた瞬間を撮らせてもらいました。私の長々した展示の文章を、全部読んでくれた少年。


写真展「廻り、出会う、メリーゴーランド」

4/28(水)〜5/24(月)10時〜18時OPEN ※火曜定休

メリーゴーランド四日市店 tearoomにて

三重県四日市市松本3-9-6


次女の成長

この春から保育園に通っている次女。まだ先日1歳になったばかりで親としては寂しいけど、妻もこの先を見据えてやりたいことをやるには、仕方のない決断だった。きっと初め1ヶ月ほどは泣いて大変だろうなぁ…と心配とは裏腹に、全く平気な様子で、毎日保育園を楽しんでいるようで驚いた。子どもは、親がいない場所で成長していく。改めて、よく知っておこうと思った。

Using Format