写真展embrace at NIAGARAHOUSE

名古屋市守山区ナイアガラハウスさんで開催された写真展〝embrace〟は無事に終了致しました。お越し頂いた方々、ありがとうございました。

次女が生まれたあと、家族だけで過ごした約二ヶ月間の時間がずっと胸に残っていて、今回の展示のテーマとなりました。自分の居場所を再確認したような、寂しさもなく、ここにいていいのだなと思わせてくれた、家族との記録です。展示をさせてほしいと、思いきって電話をして店主に承諾を頂いた時、ひとり車の中で喜んでいたことが昨日の事かのように思い出します。

写真展は楽しい。今回が生涯3回目なんですが、毎度反省も多い。けど、やっぱり楽しいという気持ちが大きくていつも最後は、やって良かった。と思うのです。今日は誰が来てくれるのだろう?そう考えるだけでとてもワクワクする。写真を見に来てくれたようで、実は自分に会いにきてくれたんだな。と、有難いことにそう感じる瞬間はとても多くて、何度も嬉しくなった。コロナの感染拡大も運よく落ち着いたタイミングもあり、皆んな、人に会いたいという感情が追い風にもなったようにも感じる。clubhouseなどの音声コンテンツも近頃盛り上がっているけど、やっぱり実際に人と会って対話することの価値や尊さは、何事にも変え難い。本来それが当たり前だったんだけど、本当にそう思う。

写真展embraceは巡回展も予定しています。またお知らせさせてください。



かぞくの後ろ

姪っ子が帰ってきたので、近所を散策しながら散歩した日。

姪っ子は都会に住んでいるからか、誰もいない田園風景が目に映った途端に、大はしゃぎで走り出した。

あまりに速いので、僕は後ろをノロノロと歩いて着いていった。


そうそう。

この、家族の後ろを追いかけて写真撮るのが、

僕の写真の原点だった。


春がくる

今年もまた春がやってくる。思えば昨年の春は、未知な不安にどう動き、どう身振りをすれば良いか本当にわからなかった。せっかく満開になった桜も、本当は見に行かない方が良いよなと思いながらも、でもやっぱり一年に一度しか見られないから、毎年必ずいく場所へ家族で向かうことにした。なんだか罪悪感が残りながらも、車を停まらせる。すると案の定、僕たちだけだった。しばらく佇んでいると、車が一台やってきて、降りてポケットから取り出したスマホで数枚写真を撮って帰っていく。それが数回続いた。そしたら、また現れた車を見ていたら、義理の父が降りてきた。どおりで、どこかでみたことがある車だった。父は、桜が咲くこの場所について「ここは昔なぁ…」と、毎年同じ話しを僕たち家族に丁寧にしてくれる。この日は散歩しに現れた近所のおじさんとまたその話しをして、あまり盛り上がることはないのだけど、少し嬉しそうだった。おじさんはNikon COOL PIXのカメラを片手に握りしめて、頭上を見上げ桜を眺めていた。あのカメラで普段は何を撮っているのかなと、ぼんやりと気になってしまった。

世の中が少しでも落ち着いていれば、この場所で記念撮影会がしたいなぁと、写真を見返していたら、ふとそんなことを考えてました。こんな田んぼしかない田舎に人が集まってくれるのかがわからないけど、その時期に余裕があれば、企画を作ろうと思っています。いや、やらないかも。今年は純粋な気持ちで目一杯、春を楽しめますように。



あそびじゅつ

四日市市松本町にある〝子ども絵本専門店メリーゴーランド〟に近頃撮影で通っている。名前の通り子ども絵本屋さんなのだけど、週に何日かに2階の部屋で遊美術という集まりがあり、子どもたちが皆で絵を書いたり工作をしたりして、とにかく真剣に遊んでいる。学校でもなく塾でもない、子どもたちが各々に、自由な発想で遊びを学んでいる。出会いもたくさんあれば、面白い大人もたくさんいて、何より絵本を通して、まだ見たことのない多様な文化に触れることができる。そんな場所だと思う。

あまりに皆んなが楽しそうだったので、先生であるしげもりペンギンさんに、「今度、うちの子を連れて来てもいいですか?」って聞いたら、「いつでも来ていいよ」って言ってもらえて嬉しくなった。

写真をよく見ると、皆んなが皆んな、しげもりペンギン先生の話しを真剣に聞いている子もいれば、聞いていない子もいる。なんだかこう見ると、大人である先生が一番楽しそうに見えるなぁ。


メリーゴーランド

三重県四日市市松本3-9-6

059-351-8226

ウェブサイト



写真展embrace

ブログ初投稿です。これまでnoteなどに、たまに思いつきで書いてみたりしていたけど、せっかくウェブサイトを新しく作ったので、こちらも少しずつですが投稿していきます。


月乃写真室という屋号を作り、サイトをリニューアルしたタイミングも重ねて、3月に写真展を開催します。場所は「NIAGARA HOUSE」さんという名古屋市守山区にある大好きな洋服屋さんです。私は以前、約10年ほどアパレル業界で働いていたのですが、ナイアガラハウス店主とは最後にいた洋服屋さんで一緒に働いていました。同期で中途入社してお互いに同時スタートを切ったのですが、年齢も一回り以上離れていることもありキャリアが違いすぎて、大先輩だけど距離が近いような…少し不思議な関係性でした。最も、私が馴れ馴れしい性格なので、勝手に自分がそう感じていただけかもしれないけど。そんなこんなで店主は先に退社し、その後お店を開業したのがこのナイアガラハウス。守山区か…と私には縁もゆかりも無い地名を聞いて、当時車を持っていなかったので、友人の車に乗せてもらい初めて遊びに行った事は今でもよく覚えている。決断をして、次のステージに向かう店主の姿が、あの時とても眩しく見えてました。確か送別会でプレゼントしたのがwhite house coxの紺色のレザーベルトだったと思う。

その後私も数年経ってから退社し、それから紆余曲折しながらも、いま写真を撮っている。思いきって「お店で展示をさせて欲しい」と連絡したら、実現することになった。それが2020年の10月くらい。とにかく嬉しかった。そして展示を開催する2021年3月は、ナイアガラハウスさん開業10周年になります。なんだか勝手に感慨深くなってしまいます。


2020年4月、全国初の緊急事態宣言の翌日、次女の穂月が誕生。

未だかつてない不安に包まれる中、妻の実家で静かに過ごした家族との時間。

それらをぎゅっと、詰め込みました。


お店の一角スペースを間借りする形なので、そこまで大きな規模の展示ではありませんが、ゆっくりお買い物がてら遊びに来てもらえたら嬉しいです。その頃のお店は、きっとたくさんの春服が並んでいます。春はもうすぐです。


「embrace」

林 謙助 写真展

3/6(土)〜3/10(水)

AM11:00〜PM19:00

場所:NIAGARA HOUSE

愛知県名古屋市守山区高島町203-1 安藤ビル1F

・入場無料

・フライヤー郵送希望の方はお問い合わせページまで、もしくはinstagramダイレクトメッセージまでご連絡ください

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